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株式会社機巧文化研究所

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株式会社機巧文化研究所からのご挨拶

 

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例えば、こんな方いませんか?

メーカーが廃業した、又はメーカーがその装置の営業を止めてしまった等でお困りの方。遊休設備を活用して既設ラインの改造が出来ないか、又は新しいラインの一部に組み込む事は可能かとお考えの方。

ご一報いただければお役に立てると思います。

今や 『ロボット時代』 である。

社会生活のあらゆる面で、ロボットが活躍し、我々もその恩恵なしでは、生活できないところまで来ている。目覚しい日本の経済成長も、無人化・省力化を実現した工業用ロボットの活躍という側面を無視することはできない。この外、金融、流通業などにも人間の代役に無人操作の機械が登場して、我々の生活をより便利にし、経済成長の促進役をつとめている。これからも色々な面で、無人化・ロボット化が進み、我々にさまざまな夢と希望を与えてくれるだろう。
こうして見ると 『ロボット時代の開幕』 がきわめて最近のことのように思えるが、日本の場合、もとをただすと江戸時代の昔に、その原点を見ることができる。
江戸時代の人々も、今の我々のようにロボットに対する夢や希望を抱き、鎖国制度の中で入手できる知識と材料をフルに活用して、当時として最高の精密機械ともいえる 『自動機械人形』
を完成させていた。
その頃から、このロボットは 『からくり人』 と呼ばれてきた。
「からくり」 という言葉から、何となく 『裏側の計略』 というイメージを思い浮かべ、それを聞いただけでは、ロボットを連想しにくい人が多いかも知れない。
しかし、「からくり」 とはもともと 「仕組み」 「仕掛け」 そのものを指していたのである。これは江戸時代の人々が 「からくり」 を 「機巧」 「機関」 「機構」 などの漢字を使って表現していることからも容易に検討がつく。

                  
著:高梨生馬「からくり人形の文化誌」から引用

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